2025.01.30
ウェルビーイングを高める73の行動リスト WORK03「残業や持ち帰り仕事に甘えない」 WORK04「ときには難しい仕事にチャレンジ」
ウェルビーイングを高めるための「幸せになる練習。」を実践
「良い状態 = ウェルビーイング」をつくるために毎日実践できるヒントを73の行動リストにしました。
職場やご家庭で実践できるウェルビーイングを向上させる方法を事例をまじえてご紹介します。
WORK03「残業や持ち帰り仕事に甘えない」
仕事にとことん時間を使えるのは、若いうちだけ!!
「仕事が好き」「早く成長したい」。
そんな人は、つい残業をしたり、家に仕事を持ち帰ったりしてしまいがち。
やればやるだけ成果もあがるので、一見問題なさそうですが、これは長い目で見ると必ずしもよいこととは言えないのです。
私たちが仕事中心の生活を送れる時期は限られています。
出産、育児、介護などが始まれば、それまでより短い時間で成果を出さなくてはなりません。
日頃から生産性の高い働き方を意識していないと、いざというとき困ったことになるのです。
そもそも限られた1日24時間のすべてを仕事に使っていたら、湧いてくるアイデアもどんどん貧弱なってしまいますよね。
どうしても休むのが怖い、と思う人。その気持ち、わかります!そんなときは、ぜひ「期間限定チャレンジ」を取り入れてください。
たとえば、「次に仕事が落ち着いたタイミングで」「3日間だけの期間限定で」、定時で帰ることにチャレンジです。
4日目以降は普段通りに戻したとしても大丈夫。時間当たりの生産性を上げる働き方にシフトしていきましょう。
WORK04「ときには難しい仕事にチャレンジ」
「やってみよう」「なんとかなる」と思えるなら挑戦してみて正解
仕事でしんどい思いをするのは、誰だって嫌なもの。
でも、慣れた仕事ばかりを続けていれば、成長は止まってしまいます。
ときにはハードな仕事に挑戦してみることで、今まで想像もつかなかったような新しい視点や知見が一気に身につきます。
ただし、挑戦しがいのある仕事にチャレンジするときは、2つのポイントに気をつけてください。
1つ目は、心身ともに余裕のあるタイミングを見定めること。ゆとりがない状態で大変な仕事に取り組むと、いつもより失敗する可能性が高まります。
2つ目は、ちょうどいい難しさの課題に挑戦すること。今の環境や実力にまったく見合っていない、ハードすぎる仕事では、心身ともに疲れきってしまいます。
仕事を受けるかどうかの見極め方は、その仕事にチャレンジすることを考えたとき、不安や恐れを感じるのではなく、ワクワクして、「なんとかなる!」と思えるかどうか。
日々の業務に、新しいことをプラスワンする程度の挑戦だと、成長と達成感をベストの配分で味わえそうです。
「幸せ体質」をつくるのは、毎日のほんの小さな行動
幸せに働くための思考、行動、習慣は、あなた次第で、いくらでもつくれます。実のところ、どんな環境でも「幸せ体質」をつくっていける一番シンプルな方法は、誰でもすぐに始められる小さなワークやアクションなのです。
書籍では、ウェルビーイングな体質をつくっていくためにおすすめの小さな行動や思考73のリストを
「WORK(仕事)」
「LEARN(学び)」
「MIND(心)」
「RESET(リセット)」
「BODY(体)」
「LIFE(生き方)」
「DREAM(夢)」
という7つのテーマに沿ってご紹介していきます。
一つひとつは、本当に小さな事柄ですが、幸福学やポジティブ心理学などの研究が裏付けになっているものが中心です。気になったものから、気軽に試してみて、ぜひ自分にピッタリのものを見つけていってください。
あなたのウェルビーイングを高める一歩を踏み出すために本書が役に立てば、これに勝る喜びはありません。