書籍『幸せなチームが結果を出す』出版記念イベントが開催されました

～「幸せなチームが結果を出す ウェルビーイング・マネジメント7か条」 出版記念　今さら聞けないチームビルディングについて、前野マドカさんとポーラ及川社長と一緒に考えようの会～

 

株式会社ポーラ 代表取締役 及川 美紀氏とともに、ポーラ幸せ研究所の調査と分析により導き出した、メンバーが幸せに働きながら結果をだすことができる”幸せなチームづくり７か条”を紹介した書籍『幸せなチームが結果を出す ウェルビーイング・マネジメント７か条』の発行を記念して、出版記念イベントがワークスタイリング 東京ミッドタウン八重洲さんのご協力にて開催されました。

 

イベントテーマ：
・幸せに働くチームとは、つまりどういうチームなの？
・価値を作れるチームを作れ、と言われてもどうすればいいの？
・メンバーと何を対話すれば、チームが良くなる？
・どういうリーダーがいいチームを作るの？

登壇者：
及川 美紀
株式会社ポーラ　代表取締役社長

前野 マドカ
EVOL株式会社代表

 

ポーラさんの店舗「ポーラザビューティー中目黒店」が、施術とチームワークのユニークな組み合わせで顧客の幸福度を高める方法をご紹介させていただきました。

約2年前、ポーラ幸せ研究所との協力の一環として、私はこの店を初めて訪れました。当時、スキンケアに無頓着でエステ経験も少なかった私ですが、ここでの体験は幸福学の理論を体現するものでした。

店舗はオーナー兼店長さんを含む11人のビューティーディレクターで構成されています。各顧客には専任のディレクターがつくものの、チームは他の顧客にも注意を払い、必要に応じてサポートします。これは、ビューティーディレクターが個人事業主であり、自分の顧客からの収益に依存しているにもかかわらずです。

このチームプレイの鍵は、オーナーさんのリーダーシップにあります。彼女は具体的な指示よりも、お手本を見せることに重きを置いていました。例えば、「ありがとう」という言葉を頻繁に使い、明るい雰囲気を醸し出しています。この接客スタイルは、顧客にも伝わり、施術を受ける彼らの幸福度を自然に高めていると感じました。

副店長さんによると、店長の行動はチームに大きな影響を与えています。豊田さんは「ありがとう」を最も多く口にする人で、その姿勢がチーム全体に浸透しているそうです。宮下さんは、「豊田さんの行動に自然と見習い、感化される」と述べています。

豊田さんは店内のモチベーションを高めるために「オールウェイズわくわく」というフレーズのステッカーを配布し、店の雰囲気を盛り上げています。これらの小さなジェスチャーが、チームの結束と顧客体験の向上に大きく貢献しているのです。

この店舗の成功は、単に施術の品質だけでなく、強力なチームワークと個々のリーダーシップのおかげであることが明らかです。ポーラザビューティー中目黒店は、顧客サービスとチームマネジメントの新たなモデルを提供しています。